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【清水寺の観光完全バイブル】歴史や豆知識・グルメ・楽しみ方まとめ

今回は、世界遺産にも登録されている京都の観光スポット「清水寺」についての記事です。

日本を代表するお寺である清水寺を、より楽しむために【観光情報・歴史・豆知識・グルメ情報・お土産情報】など、清水寺を訪れる上で役立つ情報を徹底解説していきます。

※この記事は「グルメ・歴史・施設情報」など清水寺に関わる情報が網羅されており、全てに目を通すと時間を用いる為、目次から気になるテーマを選んで記事を読んで頂くことをお勧めします。
目次

清水寺の観光情報

清水寺は世界遺産にも登録されており、外国人観光客や学校行事の修学旅行生も多く、沢山の観光客が集まる日本を代表するお寺です。

この項では、そんな清水寺を更に快適に観光するために、清水寺に行く前に知っておきたい情報を紹介していきます。

アクセス方法

清水寺 アクセス方法

清水寺はJR京都駅から見ると北東方面に2kmほど先にあります。

最寄りの清水五条駅や五条坂のバス停からでも徒歩20分ほど時間を用います。

その為、日本を代表する観光スポットではありますが、アクセス方法があまり便利では無いため、バス・タクシー・自家用車で行かれることをお勧めします。

また徒歩でアクセスされる方は、清水寺に至るまでの道は細く交通量も多いので、絶えず往来するバスや自動車に注意しながら歩いて行く必要があります。

徒歩でアクセスする方へのお役立ち情報

徒歩で行かれる方で混雑を少しでも回避したい方には、八坂神社と清水寺を結ぶ道(三年坂⇔二年坂⇔石塀小路)を利用することをお勧めします。

この道は段差がいくつかあり石畳の道で風情も感じられ、車が通行しない道です。

拝観時間

清水寺の拝観時間は、基本的に6:00〜18:00で、休観日はありません。

また、紅葉シーズンなど夜間の特別拝観が行われている場合、夜間拝観時間は21:00までになっています。

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清水寺 秋 紅葉

拝観料金

「清水の舞台」がある本堂などの一部施設の拝観には料金がかかりますが、清水寺境内への立ち入りに関しては料金はかかりません。

拝観料金一覧

  • 大人(※高校生以上):400円
  • 小中学生:200円
  • 未就学児:無料
※団体割引は行われておりません。

基本情報まとめ

  • 住所:京都府京都市東山区清水一丁目294
  • 電話番号:075-551-1234
  • 定休日:なし
  • 拝観時間
    • 通常:6:00〜18:00
    • 夜間拝観時間:6:00~21:00
  • 料金:一部有料
  • 公式ホームページURL: 音羽山 清水寺

イベント情報

清水寺は季節ごとにイベントを開催しています。

有名なイベントは夜間のライトアップです。しかしライトアップイベント以外にも沢山のイベント・行事を清水寺は開催しています。

ここでは清水寺のイベント行事を紹介していきます。

京都東山花灯路

清水寺 年間行事 イベント 京都東山花灯路
出典「TRAVEL MAR-KER」

この3月上旬から中旬にかけて開催される「京都東山花灯路」では、東山が約2500もの「行灯の灯り」と「いけばなの花」で彩られます。

近年では行灯もLED電球に代わり、環境に配慮されています。

普段とは一味違う京都の夜の風景を楽しむことができる行事です。

また、寺社の特別拝観とライトアップも協賛するため、清水寺付近全体が幻想的な風景へと包み込まれます。主な寺社としては、青蓮院・八坂神社・高台寺・法観寺・清水寺・圓徳院などで開催されています。

基本情報

  • 日程:3月上旬~中旬
  • 点灯時間:18:00~21:30
  • 料金:無料
  • 場所:東山周辺

詳しい情報はココから公式Webサイトへ

青龍会

清水寺 イベント 行事 青龍会
出典「清水寺 音羽山」

この「青龍会」は、3月中旬から4月上旬に開催されるイベントで、「転法衆」を先頭に「会奉行」・「夜叉神」そして青龍を守護する「四天王」・「十六善神」の神々が続く大群会行の行道が清水寺を練り歩きます

基本情報

  • 日程:3月中旬・4月上旬
  • 時間:14:00~
  • 入山料:400円
  • 場所:清水寺
  • アクセス方法
    • 市バス「清水道」下車、徒歩10分
    • 京都バス「東山五条」下車、徒歩10分
  • 問い合わせ先:075-551-1234

詳しい情報はココから公式Webサイトへ

清水寺 夜の特別拝観

清水寺 イベント 行事 夜景
photo by @t_smile822

春・夏・秋に清水寺の有名な一大イベントである夜の特別拝観が開催されます。

清水寺から夜空に向かって放たれる青い一筋の光は、観音さまの慈悲の心を表したものと言われており、幻想的な雰囲気のなか特別拝観できます。

また京都市街からも美しい光景を望めることができます。春の特別拝観では清水寺での咲き誇る桜がライトアップされ、秋には夜空に浮かぶ清水の舞台と紅葉のライトアップを見ることができます。

舞台からは京都の夜景が一望でき、とても幻想的な風景が楽しめるビッグイベントです。

基本情報

  • 開催時期
    • 春:3月下旬4月中旬
    • 秋:11月中旬~12月上旬
  • 開催時間:18:00~21:00
  • 場所:清水寺
  • 料金
    • 大人:400円
    • 小・中学生:200円
  • アクセス方法
    • 市バス:「清水道」下車後徒歩10分
    • 京都バス:「東山五条」下車後徒歩10分
  • 問い合わせ先:075-551-1234

詳しい情報はココから公式Webサイトへ

清水寺成就院庭園 特別公開

清水寺 イベント 行事 清水寺成就院庭園 特別公開
出典「清水寺 音羽山」

清水寺で行われる行事の1つ「清水寺成就院庭園 特別公開」は、普段は非公開のため見ることができない名勝庭園が一般公開されるイベントです。

清水寺にある「月の庭」と呼ばれる成就院の庭園は借景式池泉観賞式の庭園で、国指定の名勝です。

普段は非公開とされお目にかかることができませんが、秋と春に特別公開をしています。

基本情報

  • 場所:成就院
  • 日程:11月中旬12月上旬
  • 時間:9:00~16:00
  • 夜間拝観時間:18:00~20:30
  • 料金
    • 拝観料:600円(※別途清水寺拝観料として400円必要)
  • アクセス方法
    • 市バス「清水道」下車後徒歩10分
    • 京都バス「東山五条」下車後徒歩10分
  • 問い合わせ先:075-551-1234(清水寺成就院)

詳しい情報はココから公式Webサイトへ

清水寺の歴史

清水寺

清水寺は現在でも沢山の人に愛される観光スポットですが、大きな慈悲を象徴する観音さまの霊場として、古くから幅広い層に親しまれてきました。

古い史書や文学には、多くの人々が清水寺参詣を楽しむ様子が描かれています。

そんな清水寺の歴史を知ることで、また違った視点で清水寺を楽しむことができるのではないでしょうか?

それでは清水寺の歴史を見ていきましょう!

【はじまり】清水寺の開創

清水寺 紅葉

音羽山清水寺の開創は778年で、現在から遡ること約1200年前です。

清水寺は、奈良時代に延鎮上人(えんちんしょうにん)という僧侶によって開かれました。

清水寺開創のきっかけとしては、延鎮上人が観音様のお告げを受けて音羽山に踏み込んだ際に、安産のために鹿狩りに来ていた坂上田村麻呂と出会います。

その際に、延鎮上人は「安産のために殺生をすること」について坂上田村麻呂に対して殺生の罪について説きました。

坂上田村麻呂は、延鎮上人のこの話に感銘を受け、後に妻と共に滝の近くにお堂を建てます。このお堂こそが現在の清水寺の始まりと言われており、延鎮上人を創始者(開山)、坂上田村麻呂を発起人(本願)としています。

清水寺は幾度も焼失してきている!?

清水寺の本堂をはじめとする殿堂は、戦火により幾度も焼失しています。

その背景として、まず清水寺は810年に公認の寺院となった後、興福寺の支配下に置かれることになったことが大きな要因です。

興福寺の支配下に置かれることにより、比叡山延暦寺(ひえいざんえんりゃくじ)に所属していた祇園感神院や周囲の寺社と衝突することが多くなり、高円寺と延暦寺(えんりゃくじ)の争いに発展することもあり、何度も傷を負ってきています。

では、今の清水寺はいつ再建したのでしょうか?

その人物こそが学校の教科書などにも頻繁に出てくる徳川家光です。今の綺麗で立派な清水寺は1633年に徳川家光により再建された後の姿なのです。

未来の清水寺の為に・・・

清水寺は400年後のためにしている対策があります。それはケヤキの木の植樹です。

400年後に清水寺の再建に使用するための樹齢400年のケヤキの木が確実に手に入るとは限りません。

その為に清水寺、京都は400年後を見越して既にケヤキの木を植樹しています。

とても気の遠くなるような対策を行い、未来へと素晴らしいモノを残す精神に感銘を受けます。

【食べ物】オススメお土産情報

京都にある清水寺は多くの観光客が訪れることから、質の高い食べ物・お土産が多いことでも有名です。

清水寺に向かうまでの五条坂には沢山のお土産屋さんや、小腹を満たすのに最適な食べ物が数多く存在します。

ここでは特に人気のある商品、またはトレンド商品を紹介していきます!

マールブランシュ「茶の菓」

清水寺 お土産 京都 茶の菓
出典「TAKASHIMAYA」

マールブランシュの「茶の菓」は京都限定であり、「洋菓子なのに京都の風情も感じられる味わい」と言うこともあって、京都の人気お土産の一つです。

お茶はもちろん、コーヒーや紅茶など様々な飲み物に合い、老若男女どの世代にも受け入れられる洋菓子です。

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阿闍梨餅本舗 満月 清水産寧坂店「阿闍梨餅」

清水寺 お土産 京都 阿闍梨餅

「阿闍梨餅」は、米粉ベースでしっとりと焼き上げられた皮に、上品な甘さの丹波大納言小豆の粒餡を包んだ半生菓子です。

「阿闍梨餅本舗 満月」は、江戸末期から「1種類の餡で、1種類の菓子しか作らない」という基本方針で商品づくりをしているらしいです。

値段としては、1個100円ほどで10個入り15個入りなどがあり、お土産として買っても小分けで渡す事ができるのでお勧めです。

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京ばあむ 清水坂店「京ばあむ」

清水寺 お土産 京ばあむ
出典 Pinterest

この「京ばあむ」は、言わずと知れた京都の人気お土産で、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

商品は立派な箱に入っており抹茶の味が京都らしいので、京都に来た際のお土産としては最適です。

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うちわや「チョコまぶし」

清水寺 お土産 京都 うちわや「ちょこまぶし」
出典「うちわや」

お土産として人気の「チョコまぶし」は、丹波黒豆を焙煎しベルギー産のクーベルチュールチョコレートでコーティングした商品です。

味はプレーン・桜・抹茶・柚子・紫蘇の全6種類あります。

商品が包まれているパッケージもオシャレなのでお土産に喜ばれること間違いなしです!

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ぴこまるん「金平糖」

清水寺 お土産 ぴこまるん 金平糖
出典「舞扇堂」

ぴこまるんの「金平糖」は色鮮やかな金平糖で、思わず食用ではなくて観賞用なのではないかと思ってしまうほど綺麗で可愛い商品です。

見た目の綺麗さから、特に女性からの人気は高く、味の種類が「もみじ・さくら・あじさい・ふじ・なのはな」等の種類がありることから、オススメのお土産の1つです。

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七味屋本舗「七味」

七味屋本舗 七味
出典

七味家本舗の「七味」は、山椒(さんしょう)の割合が少し多めに入れられているため、和食にも良く合うのが特徴です。

七味の7つの材料は「唐辛子・山椒・白胡麻・黒胡麻・紫蘇・青海苔・麻の実」が含まれています。

継続的に食卓で日用品として使えるため家族がいらっしゃる方へのお土産には最適ですね!

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JEREMY & JEMIMAH「綿菓子」

 

清水寺 お土産 JEREMY & JEMIMAH
出典 Pinterest

JEREMY & JEMIMAHの綿飴は、飴が細く光沢のある絹糸状なるように機械を改良しており、口当たりが滑らかな特徴があります。

こだわりの1つとして挙げられるのが、綿飴の元になる粗目から生成しているところです。

作りたてということもあり、箱からはみ出るようにふんわりとしているのが目で見て取れます。

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【グッズ】オススメお土産情報

この項では、食べ物以外のオススメお土産を紹介していきます。

清水寺に続く五条坂には沢山の魅力的なお土産屋さんがあるので、ぜひ参考にして見てくださいね!

カランコロン京都「京雑貨」

清水寺 お土産 カランコロン京都 京雑貨
出典「SOUVENIR」

カランコロン京都は、はんなり・かわいい京の雑貨が揃っている雑貨屋さんです。

京都の古きよき雰囲気を日常生活でも感じることのできる商品となっており、京都のお土産として最適です。

詳しい情報はココから公式Webサイトへ

昇苑くみひも「くみひもアクセサリー」

清水寺 お土産 昇苑くみひも くみひもアクセサリー
出典「ujimiyage」

昇苑くみひもは、絹の特長でもある光沢ある色合いと肌触りの良さという長所を活かしたブレスレットを取り扱っているお店です。

ここのお店の商品は絹で作られていることから金属アレルギーの方でも安心して使用することができる紐ならではの良さが隠されています。

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香老舗 松栄堂「お香」

清水寺 お土産 松栄堂 お香
出典「松栄堂」

香老舗 松栄堂はお香を取り扱っているお店です。

匂いにはふとその時の気分や感情・想い出を思い出させてくれる効果があり、またリラックス効果もあります

ぜひ自分の好みに合ったお香を、香老舗 松栄堂で探してみてはどうでしょうか?

詳しい情報はココから公式Webサイトへ

よーじや「あぶらとり紙」

清水寺 お土産 よーじや あぶらとり紙
出典「wondertrip」

「よーじや」の「あぶらとり紙」には上の画像を見て頂いたら分かるように、お顔が印刷されており、インパクト強いのが特徴です。

しかしそのインパクトとは裏腹に、品質はとても良く評判の良い商品です。

話題性も有り、女性へのお土産としてはとてもオススメです!

詳しい情報はココから公式Webサイトへ

清水寺内の施設を徹底紹介!

皆さんは清水寺の施設で本堂や清水の舞台以外に知っている施設はありますか?

清水寺の中には、有名な本堂や清水の舞台以外にも、歴史深く魅力的な建造物やスポットが沢山あるんです!

「本堂や舞台しか知らないなぁ~」という方も多いと思います。

この項では、そのような方が知っているだけで清水寺観光を更に楽しむコトができるように、清水寺の中にある施設全てを紹介していきます!

ではさっそく見ていきましょう!

清水寺の馬駐(ばちゅう)

清水寺の馬駐

「馬駐」とは馬を留め置く場所で、清水寺の馬駐は国の重要文化財の指定を受けています

清水寺が創建されて後、清水寺へ用のあるや役人、貴族などが馬を馬駐へ入れて境内へ入っていった姿が想像できます。

清水寺の馬駐の創建年は現在でも不明で、清水寺の境内は室町期、室町期以前その後の1629年にも全焼していることから、清水寺の馬駐も再建が重ねられてきた歴史があることが分かります。

仁王門(におうもん)

清水寺 仁王門

仁王門とは、清水坂を登り切った所にある清水寺の正門のことです。清水寺の参拝はここ、仁王門からスタートします。

門の左右に配置されている仁王像は鎌倉時代に造られたモノとされており、像の高さは365mと京都でも最大級の大きさを誇っています。

なお仁王門の前に鎮座している狛犬は、どちらも口を開けた阿形をしており、清水寺の七不思議としても数えられています。

西門(さいもん)

清水寺 西門

清水寺の西門は仁王門をくぐった次にある門です。

創建年は平安時代末期だと伝えられていて、1467年の応仁の乱で焼失し、さらに1629年の火災でも焼失したと伝えられています。

以後、1631年に徳川家光によって再建された西門が、現在見ることができる西門の姿になります。ただし外観が1994年に修繕された為、創建当初の極彩色が蘇っています。

昔はこの西門を一般の参拝者が通行すること禁止されており、天皇の勅使(ちょくし)だけが通れたことから「勅使門(ちょくしもん)」とも呼ばれます。

三重塔(さんじゅうのとう)

清水寺 三重塔
photo by @t_smile822

清水寺のシンボルとなっているのが、仁王門のすぐ近くにある三重塔です。

建立されたのは847年とされており、嵯峨天皇の皇太子が生まれたことにより、葛井(かどい)親王が勅命を奉じて創建されたと伝えられています。

その後、何度か焼失を繰り返した為、現在私たちが見ているのは1632年に再建された塔を、1987年に解体修理して復元されたモノとされています。

内部には大日如来像が祀られており、壁には真言八祖像(しんごんはっそぞう)が、天井・柱には密教仏画飛天、龍などが極彩色で鮮やかに描かれています。

三重塔の高さは約31メートルで、これは国内の三重塔の中でも2番目の高さとなります。

随求堂(ずいぐいどう)

随求堂は「ずいぐいどう」と読みます。この随求堂は「慈心院(じしんいん)」の本堂にあたる場所です。

随求堂がいつ創建されたのかは現在でも明らかになってはいませんが、明治初頭の神仏分離令および廃仏毀釈の頃まで存在したのは明らかになっています。

随求堂もまた、焼失により再建が何度かなされてきた歴史を持ちます。現在私たちが見ている随求堂は1718年に再建された後の姿となっています。

経堂(きょうどう)

清水寺 経堂

経堂は「きょうどう」と読み、古来では京都・清水寺の「講堂(こうどう)」であったため「講堂」とも呼ばれていました。

「経堂」とは、経典を納めるお堂のことを指します。その為、平安時代中頃には「一切経(大蔵経)」と呼ばれるお釈迦様の教えが記載された「仏教聖典」が納められていましたが、記録として「一切経」が清水寺に伝承されていたと言ったようなモノは現存していません。

開山堂(かいざんどう)・田村堂(たむらどう)

開山堂は「かいざんどう」、田村堂は「たむらどう」と読みます。

清水寺の開山堂には、清水寺を開山した延鎮上人と、清水寺を創建した坂上田村麻呂とその妻である三善高子を祭祀しています

堂内には前記4人の人物の像が安置され、坂上田村麻呂の像は予想外に衣冠束帯(いかんしょうぞく=麻呂の服)姿の像となっています。

清水寺の境内は、室町時代に仁王門とその周辺を残して全焼した過去が有り、1633年に境内のほぼすべてが再建されています。

北総門(きたそうもん)

北総門は「成就院(じょうじゅいん)」の正門として造営されており、現在の成就院は清水寺の本坊(その寺の住職の住居)として存在しています。

轟門(とどろきもん)

創建年は不明とされており、「轟門」の名前の由来は「釈迦如来の教えが世界中に轟く」と言う意味を込めて名前が付けられたとされています。

朝倉堂(あさくらどう)

清水寺 朝倉堂

創建年は1510年で、1633年と2013年に再建されています。

地主神社(じしゅじんじゃ)

清水寺 地主神社

地主神社は清水の舞台を出て直ぐ左手にある神社で、江戸時代までは清水寺の鎮守社として確立していました。

現在は縁結びの神さまとして、若者やカップルに人気のスポットになっています。

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本堂(ほんどう)

清水寺の本堂の広さは、奥行き約16m、横幅が約12.6mですが、軒下の壁から清水の舞台を含む翼廊(よくろう)を合計すると、全体で正面約36m、側面約30mと壮大な建造物です。

また、清水寺本堂には釘が一本も使用されておらず、全て木造で建築されています。

「清水の舞台から飛び降りる」という言葉があるように、本堂がある場所は地上から12mもあるとされています。

ビル4階に値する高さの場所に本堂ほどの大きな建造物を木造建築で造った昔の人に驚かされますね!

釈迦堂(しゃかどう)

釈迦堂は「しゃかどう」と読み、御本尊として「釈迦如来像」を祭祀していることが名前の由来とされています。

創建年は不明とされています。

百体地蔵堂(ひゃくたいじぞうどう)

百体地蔵堂は、釈迦堂と阿弥陀堂の間の奥に建つ堂のことで、子供を亡くした親が我が子に似た地蔵を探し信仰しています。

阿弥陀堂(あみだどう)

清水寺 阿弥陀堂

阿弥陀堂は「あみだどう」と読み、この阿弥陀堂は鎌倉時代初頭、境内の「音羽の滝(おとわのたき)」にちなみ「滝山寺(りょうさんじ or たきやまでら)」とも呼称されていました。

奥の院(おくのいん)

奥の院は「おくのいん」と読み、別名で「奥の千手堂」や「奥千手院」他に「多宝寺」とも呼称されています。

この「奥の院」の歴史は古く、清水寺の創建以前から存在していたと伝えられています。

音羽の瀧(おとわのたき)

清水寺 音羽の瀧

音羽の滝は高さ4mあり、清水の舞台の北東に位置しています。

本堂からは東側の階段を下り、下った先の左側に位置しています。

「清水寺」の名前の由来もこの滝が関係しており、滝から流れ出る清水が由来だそうです。

音羽の滝の水は古くから、黄金水や延命水と呼ばれ、「清めの水」として信仰されてきました。

現在では「清水の舞台」と肩を並べる定番スポットとなっており、特に若い女性の間では、「健康・恋愛・学業」の願いが叶うと信じられており、パワースポットとしても有名です。

泰山寺(たいさんじ)

泰山寺は聖武天皇と光明皇后が御子の誕生を祈願し安産して建立したと伝えられている朱色をした子安の塔のことで、安産祈願のご利益があると言われています。

清水寺の舞台から見て、真正面の丘に見える場所に位置しています

この塔は泰山寺という洛陽33観音霊場の第14番札所の寺院で、高さは15mしかない小柄な三重塔です。

明治末頃まで清水の仁王門の手前に建っていたことが昔の絵図から証明されており、再建時に現在の位置に設置されたと云われています。

善光寺堂(ぜんこうじどう)

清水寺 善光寺堂

善光寺堂の創建年は不明とされています。しかし鎌倉時代以前からあったと伝えられおり、元々は六地蔵や地蔵菩薩を祀る「地蔵堂」の呼称で親しまれていました。

鎌倉時代、観音信仰が盛んになった際に、如意輪観音がこの地蔵堂に勧請された以降、地蔵菩薩と共に祭祀されることになり、これを機に名前が「地蔵堂」から「地蔵院」と改められたとされています。

また1868年から1912年に堂舎の名前を「地蔵院」から「善光寺堂」に改めています。

中興堂(ちゅうこうどう)

創建年は1997年とされており、かなり最近に建てられた建造物です。

中興堂には、ご本尊として「大西良慶和上(おおにしりょうけいわじょう)」の御霊が祀られています。

春日社(かすがしゃ)

清水寺 春日社

春日社には別名があり「鎮守堂(ちんじゅどう)とも呼ばれています。

春日社までの行き方は、清水寺の三重塔を左へ進み随求堂を見つけたら、手前の階段を降ります。するとひとけのない広場へ出るはずです。この広場の隅にポツんと立っている古い社が春日社です。

春日社の創建は室町時代の後期と云われており、清水寺の境内を焼き尽くした1629年の大火を逃れた数少ない建造物の1つです。

その為、見た目は小さいお社ですが、とても歴史的価値のある建造物として知られています。

成就院(じょうじゅいん)

 

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成就院|Jojuin #kiyomizudera #feel kiyomizudera #japan #kyoto #temple

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清水寺の成就院は通常は一般公開されていませんが、毎年春・秋の2回にわたって成就院の内部が特別一般公開されています。

千体石仏群(せんたいせきぶつぐん)

 

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Jizo | 千体地蔵

音羽山 清水寺|Kiyomizu-dera templeさん(@feel_kiyomizudera)がシェアした投稿 –

清水寺にある「千体石仏群」は、カラフルな前垂れに目がいってしまいます。

明治時代の廃仏毀釈の際にお地蔵さんを捨てるのは忍びないと考え、多くの地蔵信仰の篤い京都市民から寺に運び込まれたものです。

何年も経過した現在でも有志の人々が、前垂れを新調するなど、大切に保管されています。

三年坂(さんねんざか)又は産寧坂(さんねいざか)

産寧坂(さんねいざか)は三年坂(さんねんざか)とも呼ばれ、東山の観光地としても有名です。

また重要伝統的建造物群保存地区として産寧坂は登録されています。

まとめ

どうでしたでしょうか?

清水寺には私たちの知らない魅力が沢山隠されていることが分かって頂けたのでは無いかと思います。

清水寺にいく際には是非参考にして、観光してみてくださいね!

また、清水寺は京都の東山の地域に位置しており、他にも沢山の観光スポットがあります。

下記に東山付近の関連記事を紹介してありますので是非見てみてください!

以上〈【見方が180度変わる!】清水寺の歴史や豆知識・グルメ・楽しみ方まとめ〉についての記事でした

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