注目キーワード
  1. 京都
  2. 大阪
  3. 奈良
  4. 紅葉
WABI SABIは関西の観光に役立つ情報を発信する訪日メディアです。
関西 出汁 昆布だし

【関西のグルメ豆知識】どうして関西の出汁は「昆布だし」が主流なの?

皆さんは鰹(かつお)か昆布(こんぶ)から「出汁(だし)」を取るといったら、「かつおだし」ですか?それとも「昆布だし」ですか?

「かつおだし」と答えた人は、関東の方が多いのではないでしょうか?一方で「昆布だし」と答えた人は、関西の方が多いと思います。

そんな地域によって変わってくる「食文化」、今回の記事は関西の食卓で使われる機会が多い「昆布だし」について紹介していきます!

どうして関西は「昆布だし」が主流なの?

関西 出汁 昆布だし

関東では「かつおだし」が主流な一方で、関西では「昆布だし」が主流となっています。

しかし同じ日本なのにどうして「だし」に違いが生まれたのでしょうか?

その理由として有力な説と言われているのが以下の3つです。

  1. 水質の違い
  2. 庶民の性格&気質
  3. 流通経路の違い

では今から3つの理由について掘り下げて紹介していきます!

【理由1】水質の違い

関西 出汁 昆布だし

関西で「昆布だし」が主流となっている理由の有力説に【水質の違い】が挙げられます。

関西の水は基本的に硬度が低い「軟水(なんすい)」となっています。「軟水」は昆布から出汁を取るのに向いており、旨味を最大限に引き出すことに適しています。

一方で関東の水は硬度が高い「硬水(こうすい)」となっており、出汁を取るのに昆布は相性が良くありません。その代わりに出汁を取る元が「鰹の削り節」となったと言われています。

現在では水を管理しているのが水道局となっているので、地域によって水質は以前ほど差は無くなりましたが、出汁はいまだに地域によって違いが残っているようです。

【理由2】庶民の性格&気質

関西 出汁 昆布だし

関西で「昆布だし」が主流となっている理由の有力説の2つ目に【庶民の性格&気質】が挙げられます。

昆布から「だし」を取るのには時間を要します。

鍋に水を入れ、沸騰しないように鍋に気を配りながら管理して作る「昆布だし」は、せっかちな気性の「江戸っ子」には苦痛の時間だったのでは無いでしょうか?

それに比べ「かつおだし」は、沸騰した水に「サッ」と浸せば短時間で出汁を取ることができるので関東で広がったのでは無いかと言われています。

【理由3】流通経路の違い

関西 出汁 昆布だし

関西で「昆布だし」が主流となっている理由の有力説の3つ目に【流通経路の違い】が挙げられます。

昆布はもともと17世紀の後半に北海道(当時は蝦夷)から日本海側を通り、天下の台所である大阪に運ばれ昆布からダシを取る事が広がりました。

その後もちろん東の江戸へと流通するようになりましたが、良質な昆布が大阪で売れ、売れ残りの質の悪い昆布しか江戸に流れなかったため、関西ほど関東では「昆布だし」が流行らなかったのだと言われています。

最後に・・・

関西 出汁 昆布だし

今回は関西と関東で主流になっている「出汁(だし)」についての情報を紹介してきました。

関西では「昆布だし」が、関東では「かつおだし」が主流となっており、それぞれ何故違いが出てきているのか理由などを紹介してきて「へー!」と驚いた方もいるでしょう。

関西と関東では今回紹介した「出汁」以外でも食文化において様々な違いがあり、知っていれば関西に旅行に来たときに更に楽しむことができると思います。

皆さんも是非関西に旅行に来た際は、「昆布だし」が使われた料理を食べてみて下さいね!

以上〈【関西のグルメ豆知識】どうして関西の出汁は「昆布だし」が主流なの?〉についての記事でした。

おすすめの観光地や疑問について何でも答えます!
「WABI SABI公式LINE」友達追加はこちら↓

WABI SABI LINE@

関西 出汁 昆布だし
最新情報をチェックしよう!
>読むだけで日本を体験

読むだけで日本を体験

WABI SABIは訪日観光客・訪日留学生向けに情報を発信するインバウンドメディアです。東京に次ぐ大都市である大阪・京都を拠点に日本全国の情報を各地域ごとに紹介していきます。旅行のコーナーでは日本食・オススメ観光地・宿泊情報を紹介。文化では日本のマナー・伝統・日本語について紹介。訪日留学生のコーナーでは、大学情報・留学生の生の声・ライフスタイル、趣味・娯楽を紹介していきます。

読むだけで日本を体験でき、日本を深く知ることが出来る。そんなきっかけを与えられる日本一のインバウンドメディアにしていきます。

CTR IMG